セレクトセール2013 取引馬を勝手にピックアップ
1週間前の話題ですが、7/8~9の2日間でセレクトセールが開催されました。
ディープインパクト×アゼリが2億4000万円で最高価格になったことや、セール全体の取引金額が過去最高になったことなどがすでにニュースになっているかと思います。
ここでは、せっかくなので別の切り口で見てみたいと思い、少しだけ調べました。
《1歳馬》
《当歳馬》
さて、上記の8頭の共通点は購買者が金子真人ホールディングス株式会社。
ディープインパクトやキングカメハメハ、クロフネ、アパパネと活躍場を上げだすとキリがない馬主さんですね。
要は、相馬眼があるんじゃないかと思われる馬主さんが、どんな馬をセリ落としているのか見てみよう、ということです。
落札価格は全馬2000万~6000万円くらいの間、けして安くはないですが、セール全体の平均落札金額が1歳が約2862万円、当歳が約3544万円なので平均価格くらいですね。
金子さんにゆかりがあるかどうかで見ると、ハービンジャー×モンローブロンド(母と姉)、ブラックタイド×バイユーストーム(父と兄)、マンハッタンカフェ×ショアー(兄)の3頭ですね。
ディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒はいないですね。別ルートで手に入るのでわざわざセールで高いお金を出して買わないということですかね。
それ以外の5頭を見ると、3頭が重賞勝ち馬の下です。残り2頭は初仔と日本出走馬なしとなっています。
そのときどきの戦略があるのかもしれませんが、今年の金子さんセレクトセール落札馬は「堅め」と言えるのかな?
元々1億円を超えるような金額で落札するオーナーさんではないですが、今年は特に顕著な気がします。(去年までの実績を追っていませんので、感覚的なものです)
個人的な注目馬は、ブラックタイド×バイユーストーム。今年のダービー馬、桜花賞馬と血統が似通っており、いわゆるニックスと言われる血統なんではないかな、と。
なんにせよ、上記の馬たちがどのような走りをするのか、2年後、3年後を楽しみにしたいと思います。