第55回 アメリカジョッキークラブカップ(GII)の予想
ダービーフィズからフェイムゲーム、サクラアルディート、コスモファントム、フラガラッハ、マイネオーチャード、レッドレイヴン、マックスドリームに流します。
前走有馬記念組の取り捨てに悩み、全消しという結論にいたりました。
このレース、なんかどの馬も決めてにかけるというか、不安点があるというか、ヒモで買いたいなというような馬ばかりで難しいです。
(参考)アメリカジョッキークラブカップ 過去5年のデータ・傾向整理
ダービーフィズ(ジャングルポケット×サンデーサイレンス)
同コースのセントライト記念2着で前走中山のディセンバーSが3着。ちょうど1年前の500万条件・若竹賞を1着。
母は有馬記念勝ち・マンハッタンカフェの全妹。父ジャングルポケットは自身東京で好成績ながら産駒は東京よりも中山向き。中山金杯2着のカルドブレッサの父もジャングルポケット。
過去成績、血統的にはよさげ。鋭い末脚はないですがダラダラ伸びる脚はある馬。残り1000からずっと12秒くらいのレースなら良いんじゃないか。
不安点はスタートが出遅れ気味なことと、小島太。そこらへんあわせて蛯名がなんとかしてくれないか。
フェイムゲーム(ハーツクライ×アレミロード)
当初は軸予定だったんですが、1番枠がどうも気になり相手まで。
1年前の京成杯を勝ち、休養明けのディセンバーSが0.2秒差の6着。
半兄のバランスオブゲームはGⅡキングで中山巧者。弥生賞、セントライト記念、中山記念(2回)、オールカマーと中山のGⅡを5勝。(ほか重賞勝ちに毎日王冠、新潟2歳S)AJCCには残念ながら?出走経験なし。これ書くのに改めて調べましたが、すごいなこれ・・・。
サクラアルディート(ディープインパクト×マルゼンスキー)
中山での連対実績などはないですが、前走中山金杯は出遅れ良くないレースぶりながらも2番目の上がりで0.4秒差まできていた。
スムーズな競馬ができればチャンスあり。
コスモファントム(スティーブンガットイーブン×パリスハウス)
前走中山金杯は8着ですが、差し馬が上位に来る流れで0.4秒差。展開次第でありそう。
フラガラッハ(デュランダル×トニービン)
切れるタイプではないですが、常に同じ末脚で追い込んでくる馬。遅い脚でも届く展開になれば怖い。
父デュランダルは先週京成杯を勝ったプレイアンドリアルの父。
マイネオーチャード(ステイゴールド×ティンバーカントリー)
前走は1600万条件ですが今回と同コースでのレースで、残り1200から12秒前後が続くラップをまくり気味に差して2着に0.4秒差つけ1着。
血統的にも中山に向いてそうな馬。
レッドレイヴン(スマートストライク×シルヴァーホーク)
当初の軸候補。2200という距離と長い脚が使えるか、という点が不安で相手まで。
父はミスプロ系、母ワンダーアゲインは有馬記念などを勝ったグラスワンダーの全妹。中山記念あたりはかなり向きそうな気がする。
マックスドリーム(アドマイヤマックス×パラダイスクリーク)
中山金杯4着。常に同じ末脚で追い込んでくる馬。
東京や京都では完全に消しですが、中山やハイペースになりそうなローカル重賞あたりで穴をあけるのでは、と追ってます。
以下、消した馬たち。
ケイアイチョウサン
この馬、好走条件がかなりせまいタイプだと思っています。そこそこ人気になりながら来ないタイプ。消してこそ。忘れたころに一発。
ダノンバラード
有馬記念も天皇賞(秋)も負けすぎ。正直、このあたりはどう判断してよいかわからないです。人気サイドでもあるし消し。
ヴェルデグリーン
昨年のオールかマー1着馬。中山巧者ではあるんでしょうが、秋と今の馬場は違いすぎる気がします。有馬記念と比べると状態も落ちているはず。
サダムパテック
マイルCSの勝ち馬で、さらに過去には弥生賞に勝ち、皐月賞2着の実績もある馬。
おもしろいかな、と思いましたが、AJCCのペースには合わなさそうと判断。
トゥザグローリー
有馬記念組で1番悩ましい馬。なぜってルメールが乗るから。
過去に有馬記念3着が2回あるので中山巧者っぽいですが、中山で走った回数自体少なく中山での勝ちはなし。ということを強引に消し理由にして消します。