アメリカジョッキークラブカップ 過去5年のデータ・傾向整理
アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の過去5年のデータ、傾向を整理しました。
《過去5年のラップタイム》
道中は12.5くらいのラップで、残り1000から徐々に速くなる長い脚選手権。
《過去5年の上位3着馬の父、母父》
ネヴァブションが3年連続で3着以内、母父ミルリーフが去年まで走っていたなんてすごいな。ミルリーフは1968年生まれで生きていれば53歳?人間と世代間隔が一緒じゃないか。
さて、例によってサンデーサイレンス系が多いのは当然として、ノーザンダンサー系の割合が高め、ナスルーラ系がそれに続きます。欧州型のスタミナ血統が強いレース。ミスプロ系もありますが、スタミナ血統との組み合わせじゃないときついと思います。
《過去5年の上位3着馬の前走》
有馬記念組が強いですが、金鯱賞が12月に移ったことで傾向が変わってくる気がします。
同時期・同グレードの重賞・日経新春杯と違うことは条件戦組が全くいないこと。ハンデ戦と別定戦の違いによるものなのか、別の理由があるのかわかりませんが。登録馬を見た中では、レッドレイヴンがおもしろそう、と思ったところなので悩ましい過去傾向です。
ニワトリが先か、卵が先か、みたいなところもあると思いますが、中山巧者を狙うレースなんでしょうね。ただ、登録馬を見る限り中山で走ってきた馬ばかりでそれだけだと絞りきれませんね。