第58回 有馬記念の事前データ整理
過去5年の上位3着までに入った馬の血統とラップタイムを整理しました。
《過去5年の上位3着馬》
1990年代終わり~2000年代はじめにかけて、有馬記念はロベルト系全盛だったわけですが、今では影も形もない状態ですね。
ノーザンテーストやトニービンは母父として影響力を発揮しているのに・・・。ブライアンズタイム好きな私としては寂しい限りです。
《過去5年のラップタイム》
いろいろデータを眺めているときにふとメジロブライトのことを思い出しました。グラスワンダー1回目の有馬記念制覇時の2着がメジロブライトなんですね。
残り1000mだか800mだか忘れましたが、そのあたりからスルスルと上がっていって2着になったんですね。
いきなりそんなことをなぜ思い出したかと言うと、ドリームジャーニーとダブったんです。実際に似てるかどうかは知りませんが。で、改めて共通点は何かあるかと考えるとノーザンテーストです。(かなり強引な展開)
メジロブライトはメジロライアンーアンバーシャダイーノーザンテストのサイアーライン。
ドリームジャーニーは父はステイゴールドなんでサンデーサイレンス系ですが、ノーザンテーストの3×4を持っています。
改めて過去5年の上位馬を見ると、ノーザンテーストの血を持っている馬が多いような気が。
中山はコーナーが多く直線が短い、急坂もある特殊なコースです。
有馬記念はスタートからゴールまでに6回コーナーがあります。だとすると、コーナーをうまく走ることができる馬がいいんじゃないの?
ノーザンテーストの血を持つ馬はコーナーをうまく走れるんじゃないの?
てことで、オルフェーヴルやゴールドシップはもちろんですが、個人的な注目馬は母父がノーザンテーストのトーセンジョーダンです。
2年前の有馬記念で5着に終わってますが、このときは天皇賞を勝ってジャパンカップで3着にきてからの出がらし状態だったんじゃないか、と。
調教の結果・状態、枠順を見て最終判断したいと思います。
ほか、アドマイヤラクティ、ウインバリアシオン、ナカヤマナイト、ヴェルデグリーンに注目してます。
最後に、馬場状態が気になりますね。先週はダートに近そうな印象。中間、雨だか雪だかが降りそうでどんな馬場になっているでしょうかね?