新潟直線1000mの考察
日本では唯一の直線のみのコースとなる新潟芝1000ですが、個人的には荒れるイメージが強いです。実際データを取って調べたわけじゃないですけど…、荒れてるよね?
距離でいうと1200mと200mしか違わないですが、全く異質のレース。だからこそ荒れるのだと思いますが、比較的狙って取りやすいんじゃないかと思ってます。
あと、今年から時計がかかるように変更が加えられているようで、もしかすると去年までとは傾向が違ってくるかもしれません。そこをいち早く把握することで高配当にありつけるのでは、ということで少し調べてみました。
《枠番別のデータ》
KLANのデータをそのままもってきてます。
新潟競馬場・芝1000m(直)コース分析!血統など7項目のデータ傾向|KLAN
赤線は値が大きく変化してるかな、と感じたところに私が入れました。
新潟芝1000の外枠有利が有名ですがデータとしてもハッキリ出ています。ただ「8番枠」のイメージが強かったですが、6番枠はほぼ同等、7番枠は若干落ちます。7番枠が落ちるのは偶然なのか、理由があるのかわかりません。
《種牡馬別》
※2009~2013年の新潟芝直線1000mのみのデータを集計、収得賞金順で50位まで、出走回数が10回未満は省略しています。勝率、連対率、複勝率の色付けは赤が上位10位、緑が下位10位です。
↓並び替えただけですが、
《種牡馬別勝率上位10》
《種牡馬別勝率下位10》
《種牡馬別複勝率上位10》
《種牡馬別複勝率下位10》
もともとの印象としてはミスプロ系が強いと思っていたんですが、そう言える部分もあるし、そうでもない部分もある身もフタもない感じな・・・。そもそもデータ数が少ないのでブレが大きいです。
複勝率の上位を見ると、ディープインパクトが4番目にきています。これから頭数が増えて出走数も増えるだろうし、人気があるのかないのかわかりませんがディープインパクト産駒だからといって切る必要はなさそうです。人気がないなら狙っても良いかも。
「系統」というざっくりした捉え方よりもピンポイントで種牡馬ごとで見た方がよいのかも。グラスワンダー産駒やクロフネ産駒は得意としても良いようなイメージがあるんですが、あまり良くないようです。
《時計がかかるようになっていることについて》
開幕週に行われた駿風Sのデータで比べてみます。ただし、開催日が変わっているようで、今年は1日目、2012~2013年は6日目、2009~2011年はその開催の最終日となっています。
《ラップ》
去年までと比べると明らかに時計が遅くなっています。ペースアップ度合いが若干弱いので、トップスピードにのせるまでに時間がかかるタイプにはプラスになるかもしれません。
《上位3着馬の血統》
色付けはミスプロ系。去年までと変わらず、と言えそうだし、バゴが2着にきていることから欧州血統向きになってるかも、とも言えるのかも。まあサンプル1つじゃどうしようもないか。
ほか、ダートで実績で残している馬が強い、とか、過去に同コースで実績を残している馬に注意とか、ですかね。
今年の駿風Sはてきとーに5頭選んで三連複買っていたんですが、1着馬(4番人気)と3着馬(10番人気)は拾えてました、まあハズレなんですが。1頭コレ!っていう自信の軸馬がいたら三連複はひっかけやすいんじゃないでしょうかね?まあ当ててから言えって話ですけども。