凱旋門賞を見て
レースの回顧的なもんはあちこちにあるので、レースを離れたところで思ったことをてきとーに。
日本馬が凱旋門賞に勝とうと思ったら、勝つための準備をしないといけないよねと思ったところ。「この馬の競馬をするだけ」だとか「いつもどおり順調」とかだと足りないんだね。日本国内のレースや海外でももっとレベルの低いGⅠならそれでもいけるのかもしれないけど。
これまで欧州以外の馬が勝ったことがない凱旋門賞は「ヨーロッパ以外の馬には勝たせない」という欧州競馬人の意地があって、セコイことイカサマ的なことをするわけじゃないけど、壁があるなーと。
今回は3頭とも後方からの競馬で、後方一気で差し切れるほどダンシングブレーヴじゃあるまいし凱旋門賞は甘くないだろと思いつつ、ハイペースになることを期待したけどスローペースで。それなら最初からペースメーカー用意すればいいんだよ。
まあ、レース後の関係者コメントを見てると甘く見てた感があって、ドバイで好成績をあげたこと、ジャスタウェイがレーティングで世界一になってたことから調子にのってたってことかな…。
例によって?福永批判をしておくと、
ジャスタウェイ号(8着) 福永 祐一騎手のコメント
「返し馬の感触はよかった。良いスタートは切れたが、行き脚がつかなかった。最後はじりじりと伸びてはいるので、距離は問題なかった。僕自身、凱旋門賞(G1)はワクワクしたし、乗っていて楽しかった。チャンスはあると思っていたが、なかなか簡単にはいかないですね。」
ワクワクして楽しかったのかもしれないけど、レース後コメントで実際に騎乗してた騎手が言うことじゃないだろ。観光にでもきてたのかよ。
川田なんかはいつ降ろされるかわからない、というプレッシャーの中で乗ってるんだと思うけど、福永は能天気すぎるだろ。やっぱ好きになれないわ。
追記>コメントは端折られてる部分もあるので、実際にはニュアンスが違ったのかもしれません。媒体によってコメント違う。そうすると、逆にJRAがこのコメントを載せてるのが不思議に思ってしまうけどね。<追記ここまで
とりあえず、来年以降で凱旋門賞に出走する社台系の馬の騎手は外国人騎手になるだろうねぇ。オーナー側に「日本人騎手だとダメでしょ?」って言わせるだけの下地ができてしまったと思う。
なんにせよ、(しばらくしないとまだわかんないけど)3頭とも無事レースを終えて良かったと思います。