弥生賞 過去5年のデータ・傾向

2014年弥生賞の予想に向けて、過去5年のデータ・傾向をまとめました。

若駒Ｓを圧勝したトゥザワールド、ラジオNIKKEI杯の1，2着馬ワンアンドオンリー、アズマシャトル、京成杯の2，3着馬キングズオブザサン、アデイインザライフ、きさらぎ賞3着のエイシンエルヴィンなどそこそこ好メンバーが揃った印象。
レースとしても馬券的にもおもしろそうです。

《過去5年のラップタイム》

中盤は13秒前後までゆるみ、残り4Fからペースアップするレース。残り2F地点が最速になりますが、極端に速いラップにはならないようです。長く脚が使える馬向きのレース。

《過去5年の上位3着馬の父、母父》

2年前からディープインパクトが入ってきてそれっぽい感じになってますが、2009～2011年の上位馬の父だけ見ると、クラシックのトライアルとは思えない気がします。前で競馬して粘り切るような競馬で強いジャイアンツコーズウェイやロックオブジブラルタル、長く脚が使えるジャングルポケットのような血統向き。

出走予定馬で見ると、エイシンエルヴィンの父シャマーダルはジャイアントコーズウェイの子で切れる脚はないけどしぶといタイプか、おもしろそう。

《過去5年の上位3着馬の前走》

7番人気や9番人気、10番人気も馬券圏内に絡んでいます。

後方からの競馬でも届いているようですが、基本的には前目4コーナーで5番手くらいに位置につけられないと厳しそうな印象です。

前走見ると、未勝利勝ちの馬や500万下で2着の馬もおり、1勝馬でも勝負なっているようです。ラジオNIKKEI杯や朝日杯FSの上位組は好成績、人気もしますが堅実に走っているように思います。

トゥザワールドは能力的にも抜けているし、適性的にも弥生賞にあっていると思っていますので堅いと思います。相手はなかなか個性派揃いでおもしろそう、当然ですがのこレースに合っていると判断して陣営も出走を考えていると思うので、取り捨ての判断に迷います…。
人気しなさそうな馬の中での注目馬は、エイシンエルヴィンとサトノロブロイ。エイシネルヴィンはきさらぎ賞のあとにも期待馬としていた馬。サトノロブロイは意外とやる奴だと思います。前走の福寿草特別はどちらかというとガリバルディがこけたレースという印象の方が強い気がしますが、2走前、3走前もそこそこ走っています。

単純にレースとして、またクラシックに向けてもおもしろそう、楽しみです。