日経賞 過去5年のデータ・傾向

2014年日経賞の予想に向けて、過去5年のデータ・傾向をまとめました。

去年はフェノーメノがこのレースを勝ち、天皇賞（春）に勝ちました。2009年はマイネルキッツがここを2着して天皇賞（春）を制覇。天皇賞へのステップとして機能しているようですが、一方で人気馬が飛んで荒れるレースでもあります。

今年の出走予定馬は昨年の覇者フェノーメノ、有馬記念2着で一昨年のこのレースの2着だったウインバリアシオン、中山金杯を勝ったオーシャンブルー、小倉大賞典を勝ったラストインパクトなど他にも気になる上がり馬がおり、例年よりもレベルが高そうですね。

レースとしても、馬券的にもおもしろいレースとなりそうです。

《過去5年のラップタイム》

2010年は稍重、2012年は重馬場です。

意外と最初の4Fくらいとラスト3Fが速いです。スタート直後のポジション取りから中盤が緩み、残り800から若干速くなって600からのスパート。極端に速くなる地点はありませんが最後1Fもそこまで落ちておらずバテずに走りきるスタミナが必要そうです。
タフなレースという印象です。

《過去5年の上位3着馬の父、母父》

父、母父がノーザンダンサー系の馬多数。

《過去5年の上位3着馬の前走》

過去4回で1番人気と2番人気が馬券に絡んだのは3頭だけ。人気馬がアテになっていません。ただ、今年の出走馬はレベルが高いように思うので、上位人気馬の中からどの馬を選択するか、という予想になるような気がします。

通過順位を見ると、後ろからの競馬でも届いているようです。ただ、先行、差しを問わず3コーナー⇒4コーナーでポジションを上げている馬が多く、コーナーで上がっていける馬、コーナーで仕掛けていく・仕掛けられる騎手じゃないと厳しいと思います。

例によって、中山は展開と騎手次第と思ってしまいます…。中山芝2500はスタート直後がコーナーなので内外の不利もありそうですね。