根岸ステークス 過去5年のデータ・傾向整理
根岸Sの過去5年のデータと傾向を整理しました。
《過去5年のラップタイム》
ダート戦をこれまであまり見ていなかったのでわからない部分が多いのですが、4F目以降が12秒前後で推移しており、持続力が問われるレース。
直線が長いダート戦は、日本だと東京といちお中京くらいなので他の競馬場とは求められる適性が違うんじゃないか、と考えていますがどうなんですかね。
ちなみに、各競馬場のダート戦の直線の距離と坂の有無は、
- 東京競馬場・・・501.6m(高低差約2.5m)
- 中山競馬場・・・308.0m(高低差2mと少し)
- 中京競馬場・・・410.7m(高低差約2m)
- 京都競馬場・・・329.0m(坂ナシ)
- 阪神競馬場・・・352.5m(高低差約1.5m)
となっております。
これだけで考えると、東京>中京>阪神>中山≒京都の順番で過去成績を重視する感じでしょうかね。実際のところの細かい検証などはしていませんのであしからず。
《過去5年の上位3着馬の父、母父》
昨年は上位3頭ともサンデーサイレンス系でしたが、ほかのレースと比べるとまだ少ないほう。ノーザンダンサー系、その中でもデピュティミニスター系が目立ちます。
ほかミスプロ系やボールドルーラーやネヴァーベンドのナスルーラ系、ロベルト、ヘイローなど。欧州系もありますが、どちらかというとアメリカの持続力ぽい感じでしょうか。
《過去5年の上位3着馬の前走》
大和Sの勝ち馬が2010~2012年で3年連続3着以内にきています。今年は、というとマルカフリートですが、登録していないようです。どうやら去年も同様、残念です。
2桁人気の馬が3頭絡むなど荒れていますが、ダイショウジェットを除いて前走の着順はそこまで悪いわけではないです。推測ですが、いろんな路線からくる馬がいすぎて馬の能力・実績を人気が反映しきれない結果ではないかと思います。
ということで、人気を気にせず適性を見極めて選べばよい結果になるような気がしますが、どうも登録馬をざっと眺めたところ今年の出走馬はレベルが高いように感じます。実績上位の馬を尊重しつつ、ヒモ荒れ期待でいってみようと思います。
てか、出走登録馬多すぎ。3分の2が実際に出走しない馬となるといまいま深く考えるのが無意味でございます。