中山牝馬ステークス 過去5年のデータ・傾向
中山牝馬Sの予想に向けて、過去5年のデータ・傾向をまとめました。
ただ、2011年は東日本大震災の影響で他競馬場での代替開催となっていますので、その年のデータは除いており4年分となります。また、皐月賞までの中山競馬場のレースは同様となります。
《過去5年のラップタイム》
2009年は稍重、2012年は重での競馬です。
去年はスローで入って残り5Fから12秒を切る平均的に速く持続力を要求されるレース。
2009年と2012年はスローからの上がりの競馬ですが最後1Fもだいぶかかっています。
2010年は速いペースから上がりのかかる競馬。年によってペースはバラバラです。
出走馬と枠順から予想するしかなさそう。結局レースになってみないとわからないですね。
《過去5年の上位3着馬の父、母父》
母父サンデーサイレンスが強いレース。今年の出走登録馬にはアロマティコ、セキショウ、ダンスファンタジア、ノボリディアーナの4頭がいます。
当然、父サンデー系は少なくなり、キングマンボ系、ロベルト系、欧州型ノーザンダンサー系とトニービンの血を持つ馬がきているようです。
《過去5年の上位3着馬の前走》
去年は1番人気、2番人気ともに3着内にきていますが、ほかの年は大荒れ。去年にしても1番人気の前走が日経新春杯12着、2番人気の前走が東京新聞杯6着なので、その人気なのが不思議な感じですが…。
ハンデ戦らしく、前走が条件戦の馬もいれば、GⅠエリザベス女王杯以来の休み明けの馬、果てはダート戦の馬までいます。このレース狙いの馬もいるでしょうし、先のレースに向けてのたたき台の馬もいるだろうし、そのあたりの見極めも重要そう。
また展開次第でも着順は変わりそうです。逃げもあるし追込もいるし…で位置取りは関係なさそう。年によってペースが全く違ってますのでなんとも言えないところ。スムーズに競馬ができた馬が上位にくるだけのような…、結局は騎手で選べ、ということになるのかもしれません。
予想はかなり難解ですが、高配当が期待できそうな馬券的にかなり楽しみなレースですね。